こんにちは、こころ回復セラピストのけいこです。
東京やテレビ電話で、親子関係こじらせ問題解決、トラウマ解放、恋愛相談、生き方相談等をしています。
毒親を乗り越える アファメーション
毒親という言葉が出回って久しいですね。
激しい言葉なので個人的にはあまり使いたくはないのですが、子供に悪影響がある親、という意味で分かりやすいので使わせていただきます。
毒親の元で育つ苦しみの根底は、自分嫌いになることだと言えます。
実はそれこそが生きづらさや絶望感(うつ)の根源、だったりします。
そこで、毒親を乗り越え本来の自分を好きになるために、アファメーションが有効だと言われています。
アファメーションとは、肯定的な言葉かけのことです。
あなたは、本当はもっと自分を好きになり、心平穏に生きたいですよね?
そのために有効な、アファメーション(肯定的な言葉かけ)についてご紹介します。
実際、私自身、ひどい自己嫌悪だったのですが、アファメーションという名の修行を繰り返すことで大分ラクに生きられるようになりました。
生きるのに疲れた方、ぜひ参考にしてみてくださいね。
毒親育ちにアファメーションが効きにくい理由
と、その前にいきなり逆説ですが、毒親育ちにアファメーションは効きにくいです。その理由からお話しますね。
それは、アファメーションが、毒親育ちには苦行だからです。
なぜなら、毒親の元で育った方は、自分の言葉をですら信頼できなくなってしまったからです。
というのも、本来なら子供は、自分の言葉や感情や行動を、親に肯定的に受け止められることで自己信頼の感覚を育てるのですが、それが不十分だったからです。
アファメーションの言葉は肯定的ですが、それでも、例えるなら、誰にも受け取ってもらえないボールを投げ続けているような虚しさを感じてしまうのです。
クライアントさんとも一緒に言葉を作りますが、始めのうちは特に虚しいようです。もちろん私もそうでした。
「言葉だけで実感がまるでわかない。」
「何の意味もない気がする。」
「現実とのギャップに逆につらくなってくる。」
というお声をいただきました。
例えば、基本的なアファメーションとして
「私はよくやっている」「私には価値がある」「私はありのままで愛される」
こんなものがあります。
これを一回や二回、一週間、唱えたところで、どうせ私なんて、、、、と逆に苦しくなったります。
私自身も、アファメーションを始めたころは、「私はありのままで価値がある」と唱えても、「なわけないじゃん」、と、すぐに自分で否定する自分がいました。
大実業家、斎藤一人さんやイエス・キリストが、「始めに言葉ありき」とおっしゃっる通り、とにかく呪文のように唱えればいい、のは分かっていたのですが。。。
例えポジティブな言葉であっても脅威に感じて、それらの言葉を発すること自体がものすごい苦しいんですね。
自分を攻撃する言葉に聞こえたりします。
そんなものです。
それが当たり前なので、無理せず一歩ずつでいいのです!
修行だと思って、1日に、たった一度でも自分にポジティブな声掛けをしてみる。
そこからでいいんです。
そのくらいのゆっくりペースで、コツコツ継続するのがポイントです。
でないと、インナーチャイルド(あなたを守ってきた今までのあなた)が暴れます。
ですから、苦しくて当たり前、コツコツでいいや、と気楽にいきましょう。
アファメーションの効果を高めるコツ
それでは次に、アファメーションの効果を高めるコツをお話します。
それは、過去の達成体験を思い出し、その時の身体感覚を身体中で感じることです。
アファメーションを行う時に同時に、です。
例を挙げると、
例えば、仮にあなたが、私には価値がない、という自己イメージを持ってしまっているとしましょう。
その場合は、私はありのままで価値がある、というアファメーションを唱えたりしますが、それが苦しい、とします。
その時に、自分がありのままで価値がある、と思えた瞬間を過去の記憶から一つでも見つけるのです。
今まで生きてきて、誰でも1度くらいは僕って、私って、ありのままで愛されてる、価値がある、なかなかいいんじゃない?と自信が持てた瞬間があったはずなんです。
というか、生まれた瞬間は、
我ここにあり!!!
と、自信満々で生まれてきたんです。
だってあなたは、遺伝子や前世レベルで言うと、1億分の1くらいの確立で選ばれたのです!
あなたは、幸せになるためにこの世に送り込まれた奇跡の存在なのです!
なのにそれを、今現在は完全に忘れていたりします。
というのも、人間というのは、社会文化的、生物学的に、種の保存のために、嫌な思い出や危険だったこと、ダメな自分ばかりを思い出しては強化して焼き付けてしまう習性があるからです。
それは普通のことなのです。
ですが、その、普通、に従っていては、自己嫌悪から抜け出せません。
アファメーションの効果を高める必要不可欠なことは、その逆です。
プラスの出来事や愛された記憶、自信があった自分の方を努力して強化することです。
先ほどの例では、自分に価値があったと思えた瞬間を思い出します。
例えば、、、
近所のおばちゃんに、かわいいね、って言われませんでしたか?
親にほめてもらえなかったけれど、実は運動会で活躍しませんでしたか?
絵画や習字で選ばれたり、賞を取ったりしませんでしたか?
先生やから、ただ、何もしなくてもかわいがられませんでしたか?
動物に好かれませんでしたか?
何でもいいのです。
あなたの中の小さな達成体験を思い出して、その感覚を身体中で感じて、日々、強化することが、アファメーションの効果を高めるコツです。
なぜなら、アファメーションが効果的な理由は、その言葉そのものより、その言葉を発した時のポジティブな身体感覚が潜在意識に浸透していくからなのです。
あなたがいくら「私はありのままで価値がる」と言い続けても、むなしい気持ち続くだけなら、それでは効果は期待できません。
そうではなくて、言葉を発する時に、例えば、幼いころ父や母に抱きしめられた温かい記憶を探り出してみる。
嫌な面ばかりに焦点を当ててきたけれど、実は私は愛されていたんだ、、、そうだったんだ。。。
何も達成していないと思い込んでいたけど、実は全て、願った通りになっていたのでは?
その感覚を思い出して。
遠い昔、母の胸に顔をうずめた記憶。
あんな母だったけれど、私は確かに胸に抱かれて安心感に包まれていた。。。
今までの記憶は、あなたの心の引き出しに全部しまってあります。
貴方の中の暖かい記憶達は、引き出されるのを待っているのですよ。
あなたとの再会を。
あなたは、忘れていただけ。
本当は愛されていたのです。
その記憶を思い出して。
アファメーションを唱える時に、その感覚を思い出して毎日強化してください。
ですがそれも難しいかもしれませんね。それはそうです。ですが、適切なやり方で練習していくと、感覚がつかめるようになってきます。
実際私も何年もアファメーションを唱え続けていますが、始めのこそつらかったのですが、コツをつかむんでからは、日々心が軽くなるのを実感していますし、望ましい引き寄せも起きています。
そのように、アファメーションは、達成体験の身体感覚とセットで唱え続けることが、効果を最大限に発揮する、コツになります。
私もそうしてアファメーションを毎日行うことで、自分を好きになりましたし、数々の引き寄せ体験も経験しています。
もしあなたが、どんなアファメーションを唱えればよいかわからなかったり、身体感覚との連携のコツが難しいなら、お声をかけていただければお力になります。
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